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つばめろま〜なから、なにかを知りたい貴方へ。
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SAKURA.jpg桜の花には、どうしてこんなに心が惹かれるのか。他の花だと、そんなこともないのに、この時期にはどうしても観に行きたくなってしまいます。
そんなわけで、私の住んでいる鎌倉市の大船エリアの桜を紹介します。


MITSU1.jpgMITSU2.jpgMITSU3.jpg大船駅東口側にある三菱電機は、広大な敷地内に多くの桜が植えられています。毎年、満開の頃の土曜日の一日(11時〜15時くらいまで)を「三菱電機桜まつり」として開放してくれて、地域の人に喜ばれています。少し前に日程を決めて準備することですので、年によってはまだ咲き始めだったり、ほとんど散ってしまっていたり、雨天中止となったりもするのですが、今年は満開には早めでしたけれど十分にきれいなタイミングでした。
露天が出るので飲み食いもできる、三菱の企業バンドや隣の女子大などのブラバン演奏もある、最後には三菱商品の当たる抽選会もあります。昨年は震災直後で中止だったと思いますので、近くの人は待ち望んでいたイベントだったでしょう、多くの人で賑わっていました。こうした地元との結びつきを大切にする企業姿勢は良いものだと思います。三菱グループっぽい気もします。


TOSHIBA.jpg近くの砂押川も桜並木が美しい場所です。写真は大船郵便局と東芝マイクロエレクトロニクスの前ですが、散り始めた頃が、水面に花びらが流れて大変に美しいと思います。川には鯉や亀も泳いでいます。


西口では、谷戸池を囲む桜が美しいのですが、今年は訪れるタイミングが取れそうになく、写真を掲載できません。ライトアップもするようなので、夜桜を見たいと思うのですが、深夜帰宅になってしまう私は未だ見る機会に恵まれておりません。


FLO2.jpgFLO1.jpgFLO3.jpgフラワーセンターの桜は、さすがに見事です。玉縄桜という、ここで生まれた品種をはじめいろいろな種類があるので、少しずつ見頃がずれますが、ソメイヨシノの頃は他の種類も咲いているものが多く、また菜の花などの草花や花木蓮などとの競咲も美しいです。家のすぐ近くですが今年は行けませんので、写真は昨年のものです。


KUJO1.jpgKUJO2.jpg谷戸池やフラワーセンターには行けませんが、買い物がてら近所を散策するだけでも、見事な桜を楽しむことができます。
中でも久成寺の桜は見事。門外の大樹が出迎え、境内の桜は庭園風景を美しく彩っています。


鎌倉市内に行けば、もっとダイナミックな桜を楽しめるのですが、今年は開花が遅く、満開時期が鎌倉まつりと重なってしまいましたので、人出が多すぎて行く気になれません。花が来週まで持てば、鎌倉山にいきたいところですが、先日のような春の嵐が来ないことを祈る所です。なお、鎌倉の桜花は、東京に比べると2〜3日ほど遅いように思います。


 

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鎌倉市に住んでもうすぐ12年、それ以前から隣町で生まれ育ってきたので、けっこういろいろなところを歩いて来ましたが、未だ訪れたことのなかったのが鎌倉山。
桜並木が美しい季節は別として、基本的に高級邸宅街なので行く目的もなかったわけですが、地図を見ると、私の家から一番近い海までの間にあることがわかっていました。
そんなわけで、寒くて歩くには苦にならない今、正月の食べ過ぎで緩んだ体を締めようという意気込みもあり、徒歩縦断を決行!

IMGP2306.jpgIMGP2308.jpgIMGP2310.jpg家の近くの植物園「大船フラワーセンター」横を抜けて正面に見える山崎跨線橋へ。多くの水鳥が訪れコウモリも飛ぶ柏尾川を渡ります。この橋の上からは、江の島花火大会の花火も見えるのですが、昨年は震災による自粛でありませんでした。
ちょっと行くと、寸断された線路を渡ります。JRの車両工場への引き込み線でしたが、数年前に工場が廃止されたため、このような状態になっています。細く長く続いている土地はこの先、どのように利用されるのでしょう。

IMGP2314.jpgIMGP2317.jpg細い道を歩いて行くと、湘南モノレールの湘南町屋駅あたりへ出ます。しばらくは頭上を逆さ吊り式の列車が走っている道路を歩き、次の湘南深沢駅を過ぎたあたりで左折しました。
ここからはまっすぐ鎌倉山方面に進みます。途中、いちご狩りの温室栽培がありました。観光地や住宅街、海だけでなく、鎌倉野菜というブランドがあるくらい実は農業も盛んな鎌倉市です。

IMGP2319.jpgIMGP2320.jpgIMGP2322.jpg山を背景に趣ある佇まいを見せている日蓮宗「佛行寺」。良い感じでしたので寄ろうと思いましたが、拝観料100円と札が立っていたので、またの機会に。庭園のツツジがきれいなようなので、その頃に……来ることあるかな?
寺の隣にある「三嶋神社」、階段が続いているのを見ると、つい登ってみたくなるのです。正月明けとあって、境内にはしめ縄などのお飾りが外されて置かれていました。これもまた季節の風景ということで良い感じです。

IMGP2330.jpgIMGP2332.jpg敷地的には神社に隣接している「笛田公園」。多目的グラウンドと野球場、テニスコート等のある運動公園です。少年サッカーの試合が行われていて、お父さん・お母さんたちも多くいました。
高い場所にあるので、天気次第では富士山もよく見えるようですが、この時はちょっと雲が多く。そのかわり、私にとっては毎日下を通る馴染み深い大船観音が見えて嬉しく。

IMGP2341.jpgIMGP2347.jpgIMGP2351.jpgそこから少し行って、夫婦池公園公園に。数年前に公園として整備された場所で、今回の目的地の一つでした。上池と下池に分かれていて、木道やベンチ、東屋なども設置されており、とても心地よい公園となっていました。ここから森のさんぽみちを登って行けば、鎌倉山の中心地に出ます。

IMGP2363.jpgIMGP2368.jpg斜面地が多いので、崖に張り出すような構造の家も多く見られました。お金持ちだから建てられる家です。
このあたりから、ついに海が見えました。写真は屋根に砂が敷き詰めてあるカフェ越しに海を撮ったもの。モダンな建物と素晴らしい眺望、これが今の鎌倉山のイメージかな。

IMGP2376.jpgIMGP2381.jpg写真を加工すると割とはっきり見えてきましたが、雪をいただいた富士山の姿もかすかに見えました。
レンガ造りの建物は、元「棟方版画美術館」。ここも寄ろうと思っていたのですが、一昨年に閉館していたことを前日に知りました。残念、やはりもう少し前に来るべきでした。

IMGP2396.jpgIMGP2402.jpgIMGP2411.jpg鎌倉山の個性的な邸宅などを見物しながら、海側に降りて行きました。
写真は七里ガ浜住宅街にある遊歩道公園。七里ガ浜も高級な邸宅が建ち並んでいて、海辺の開放的な明るさに満ちている街です。

海岸線まで来れば、右に江の島とその先の富士山(この日は見えませんでしたが)、左に稲村ヶ崎とその先に三浦半島が見える絶景ポイントです。

IMGP2418.jpgIMGP2421.jpg最後の目的地はイラストレーター・伊藤正道さんのアトリエ兼ギャラリー「ジオジオフェクトリー」。妻が10年ほど前から、伊藤先生のイラスト教室(カルチャーセンター)に通っているので、私もともに何度か訪れていつも長居してお喋りさせてもらっていたのですが、一人で来たのははじめて。しかしこのギャラリー、板貼りの外観とシンプルな内装、窓からは海や江ノ電も見え、とにかく落ち着ける空間で、伊藤先生と30分ほどお話ししておいとましました。



IMGP2423.jpgIMGP2428.jpg少し浜辺を歩いてから、稲村ヶ崎へ。波打ち際から、そして高台から眺める海の景色を堪能したところで、今回の鎌倉中央部縦断は終了です。
あとは混んでいる江ノ電に乗って鎌倉駅へ、混んでいる御成通りを見物して、混んでいる横須賀線に乗って大船駅へ。いつも人の多い鎌倉ですが、この前クリスマスイブに来た時はそれほどでもなかったのに。
今年は大河ドラマが平清盛、また鎌倉も混みそうです。

さて、家から七里ガ浜までで途中寄り道をしながらですが、時間は2時間半ほどでした。
さらに稲村ヶ崎、鎌倉、大船から家も含めて、この日歩いた歩数は2万3千歩ほどでした。


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2011年8月の終わり、遅い夏休みの旅行計画として、そうだ、前から行きたいと思っていながら中途半端な遠さから行けなかったあそこに、どうせだから泊まりがけで行こう!というわけで、東京都の外れ、秋川渓谷へ。渓流の風景をこよなく愛しているということもありますが、目的は人形作家、友永詔三氏の個人美術館「深沢小さな美術館」でした。

友永氏は、NHKの人形劇「プリンプリン物語」の人形たちを制作したことで有名な方です。かの番組は、私が高校生から大学生時代に放映されておりました。石山透の脚本による、ユーモアとエスプリのきいた冒険放浪ロマン人形劇で、大人でも楽しめる素晴らしい作品でした。私がこれまでの人生で見た多くのテレビ番組の中でもベストだと言えます。
人形は美しく整ったものでなく、どのキャラクターも異形なまでに個性的でありました。主役のプリンプリンだけは美少女風でしたが、性格とか、声を充てていた石川ひとみの演技とか、かなりぶっとんでいて、おしとやかなお姫様ではなかった、そこがまた人形の魅力と相俟って愛すべきものになっていました。
そのプリンプリンと実際に会うことができる場所、それがこの美術館なのです。
[プリンプリン物語の人形や、友永氏の人形製作話は、こちらのHPへどうぞ]
IMGP2189.jpg

 写真は、21世紀になってから
 フィギュアとして発売されたもの。





実は、プリンプリンには昨年も会っています。赤坂のホテル、ニューオータニ美術館で開催された個展でした。また、友永氏の他の作品、どこか仏像を思わせる木彫りの少女像など、ファンタジックな世界観を持った人形たちは、20年前にも有楽町での個展で見たことがありました。
プリンプリンだけでは、わざわざ遠くまで行こうと思わなかったかもしれませんが、友永氏の深遠な造形世界が好きなのです。
koten.jpg

 左は有楽町西武での個展の際のパンフ
 中は有楽町西武での個展チラシ
 右は赤坂ニューオータニでのパンフ


さて、この美術館、武蔵五日駅からノスタルジックな感じの山間風景を歩くこと1時間ほどのところ、バスも通らない場所にあります。秋川渓谷エリア一帯に、友永氏が丸太を彫った人形「ジィージィー」たちが道しるべとして立っているので、迷うことはありません!この2日間の旅行中に、何十体見たことか。逆に、この人形がない道は間違った道だということを、山道に迷い込んで知りました…。
IMGP1807.jpg  IMGP1812.jpgIMGP1858.jpg











美術館(隣のご自宅も)は建物自体がガウディ風な曲線が美しい芸術作品で、外観はメルヘンチックで内観は山小屋風、ドアや窓なども手作り感たっぷり、取っ手に人形が付いていたりと、楽しさにあふれています。そんなステキな空間なので、展示されている人形たちも都会のギャラリーとは違って、生き生きと見えました。
プリンプリンに登場した人形たちは一つのコーナーに窮屈なまでに並べられていて、ガラス越しだった赤坂の時とは違い、すぐ目の前で人形たちの息遣いが感じられるかのよう。一体一体がなつかしく、顔や衣が古びている様も愛おしく。眼福至福。
友永氏は庭仕事中でお見かけしただけでしたが、奥様とはお話しできて、ウッドデッキに設けられたガラスの大水槽に泳ぐ鯉や草魚を見せていただきました。山側にも水槽が段々になって設けられていて、自然の中の水族館といった様相で圧倒されます。友永氏の作品に魚頭の人間などもありますが(プリンプリン物語りにも出てきたっけ)お好きなようです。
51f12750.jpegIMGP1822.jpgIMGP1827.jpg










IMGP2182.jpg最後に売られていた、道々に立っていた妖精の小さな木彫りを購入し、人形の前で(しかもプリンプリンと一緒に!)奥様に写真を撮っていただけました。美術館の作品は撮影禁止が原則なので、これはとても嬉しいことでした。著作権を考慮し、ここに載せられないのが残念ですが、人形たちは公式HPでご覧ください。



美術館だけでも充分満足でしたが、その後は山小屋で昼食のうどんを食べ、ちょうど石窯でピザを焼いていたのでおすさわけもいただき、道に迷いながら険しい山道を越えて渓谷にたどり着き、家族的な温泉旅館で1泊。翌日は払沢の滝を見て、豆腐屋さんの豆乳アイスとおからドーナツ(絶品!)を食べるなどして、旅行の思い出を重ねました。
IMGP1868.jpgIMGP1935.jpgIMGP1961.jpg







プリンだけでなく(友永氏の奥様はプリンプリンのことを愛情たっぷりに「プリン」と呼ばれていました)、東京都でありながら大自然と素朴な見所の多い、素敵な場所ですので、ぜひ再訪したいと思っています。

 
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