つばめろま〜なから、なにかを知りたい貴方へ。
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「盤上のアルファ」塩田武士(講談社)
子どもの頃、日曜日の昼時になると父がNHK教育テレビで将棋〜囲碁番組を見ていました。秒読みの間延びしたような声と、時折り駒や石を盤に打つパチッという音に、なんとも気だるい感を覚えていたものです。私も父から手ほどきくらいは受けましたが、素人から見れば(子どもでしたし)、そんなのんびりとした世界ですよね。
しかしその陰には、棋士たちのそれこそ命がけの闘いがあるのだと、本作品は気づかせてくれます。「ヒカルの碁」や「3月のライオン」といった、囲碁・将棋の世界を題材にしたマンガでも感じられていたことですが、本作は将棋しか能のない男の本当に生死に関わるほど切羽詰まった姿を描くことで、勝負師としての厳しさが息苦しいまでにヒシヒシと伝わってくるのでした。
塩田武士氏の作品を読むのは「女神のタクト」に続いて2作目で、書かれた順序から逆となりましたが、かえって良かったかもしれません。女性主人公で(ひどい性格でしたが)音楽ものの「女神」と、むさ苦しく(しかもひどい性格の)中年男たちが主人公の将棋ものでは、前者の方がとっつきやすいのは明らかです。
しかし両作ともに、まともな性格の人物は出てこないという、それだけでも個性的な話になるところに、音楽や将棋という興味深い題材を掘り下げながら、多方向に物語の伏線を張り読ませていくので、とても刺激的な体験をもたらしてくれます。
作者は元新聞記者ということで、観念的な描写よりも客観的に対称を描いていくことが得意なようです。それが、登場人物への感情移入ではなくて、体験として感じられる要因なのでしょう。
厳しいネタ争いを繰り広げる新聞記者の世界からはじまって、常に勝負に生き続けなければならない棋士の世界、今でも極貧にあえぐ生活をしている人達の世界、男女の情の世界、ついでにオオカミの世界などをうまく絡み合わせた小説ですが、どちらを向いてもしっかりとした面白さがありました。
一番の見所は、プロ棋士になるしか生きる道のない真田という男の生きざまなのですが、人間的な魅力など微塵も感じられないように描かれた男を、最後は応援しほっと安堵させられてしまう、心に滲みる小説だったと思います。
子どもの頃、日曜日の昼時になると父がNHK教育テレビで将棋〜囲碁番組を見ていました。秒読みの間延びしたような声と、時折り駒や石を盤に打つパチッという音に、なんとも気だるい感を覚えていたものです。私も父から手ほどきくらいは受けましたが、素人から見れば(子どもでしたし)、そんなのんびりとした世界ですよね。
しかしその陰には、棋士たちのそれこそ命がけの闘いがあるのだと、本作品は気づかせてくれます。「ヒカルの碁」や「3月のライオン」といった、囲碁・将棋の世界を題材にしたマンガでも感じられていたことですが、本作は将棋しか能のない男の本当に生死に関わるほど切羽詰まった姿を描くことで、勝負師としての厳しさが息苦しいまでにヒシヒシと伝わってくるのでした。
塩田武士氏の作品を読むのは「女神のタクト」に続いて2作目で、書かれた順序から逆となりましたが、かえって良かったかもしれません。女性主人公で(ひどい性格でしたが)音楽ものの「女神」と、むさ苦しく(しかもひどい性格の)中年男たちが主人公の将棋ものでは、前者の方がとっつきやすいのは明らかです。
しかし両作ともに、まともな性格の人物は出てこないという、それだけでも個性的な話になるところに、音楽や将棋という興味深い題材を掘り下げながら、多方向に物語の伏線を張り読ませていくので、とても刺激的な体験をもたらしてくれます。
作者は元新聞記者ということで、観念的な描写よりも客観的に対称を描いていくことが得意なようです。それが、登場人物への感情移入ではなくて、体験として感じられる要因なのでしょう。
厳しいネタ争いを繰り広げる新聞記者の世界からはじまって、常に勝負に生き続けなければならない棋士の世界、今でも極貧にあえぐ生活をしている人達の世界、男女の情の世界、ついでにオオカミの世界などをうまく絡み合わせた小説ですが、どちらを向いてもしっかりとした面白さがありました。
一番の見所は、プロ棋士になるしか生きる道のない真田という男の生きざまなのですが、人間的な魅力など微塵も感じられないように描かれた男を、最後は応援しほっと安堵させられてしまう、心に滲みる小説だったと思います。
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鎌倉市に住んでもうすぐ12年、それ以前から隣町で生まれ育ってきたので、けっこういろいろなところを歩いて来ましたが、未だ訪れたことのなかったのが鎌倉山。
桜並木が美しい季節は別として、基本的に高級邸宅街なので行く目的もなかったわけですが、地図を見ると、私の家から一番近い海までの間にあることがわかっていました。
そんなわけで、寒くて歩くには苦にならない今、正月の食べ過ぎで緩んだ体を締めようという意気込みもあり、徒歩縦断を決行!
家の近くの植物園「大船フラワーセンター」横を抜けて正面に見える山崎跨線橋へ。多くの水鳥が訪れコウモリも飛ぶ柏尾川を渡ります。この橋の上からは、江の島花火大会の花火も見えるのですが、昨年は震災による自粛でありませんでした。
ちょっと行くと、寸断された線路を渡ります。JRの車両工場への引き込み線でしたが、数年前に工場が廃止されたため、このような状態になっています。細く長く続いている土地はこの先、どのように利用されるのでしょう。
細い道を歩いて行くと、湘南モノレールの湘南町屋駅あたりへ出ます。しばらくは頭上を逆さ吊り式の列車が走っている道路を歩き、次の湘南深沢駅を過ぎたあたりで左折しました。
ここからはまっすぐ鎌倉山方面に進みます。途中、いちご狩りの温室栽培がありました。観光地や住宅街、海だけでなく、鎌倉野菜というブランドがあるくらい実は農業も盛んな鎌倉市です。
山を背景に趣ある佇まいを見せている日蓮宗「佛行寺」。良い感じでしたので寄ろうと思いましたが、拝観料100円と札が立っていたので、またの機会に。庭園のツツジがきれいなようなので、その頃に……来ることあるかな?
寺の隣にある「三嶋神社」、階段が続いているのを見ると、つい登ってみたくなるのです。正月明けとあって、境内にはしめ縄などのお飾りが外されて置かれていました。これもまた季節の風景ということで良い感じです。
敷地的には神社に隣接している「笛田公園」。多目的グラウンドと野球場、テニスコート等のある運動公園です。少年サッカーの試合が行われていて、お父さん・お母さんたちも多くいました。
高い場所にあるので、天気次第では富士山もよく見えるようですが、この時はちょっと雲が多く。そのかわり、私にとっては毎日下を通る馴染み深い大船観音が見えて嬉しく。
そこから少し行って、夫婦池公園公園に。数年前に公園として整備された場所で、今回の目的地の一つでした。上池と下池に分かれていて、木道やベンチ、東屋なども設置されており、とても心地よい公園となっていました。ここから森のさんぽみちを登って行けば、鎌倉山の中心地に出ます。
斜面地が多いので、崖に張り出すような構造の家も多く見られました。お金持ちだから建てられる家です。
このあたりから、ついに海が見えました。写真は屋根に砂が敷き詰めてあるカフェ越しに海を撮ったもの。モダンな建物と素晴らしい眺望、これが今の鎌倉山のイメージかな。
写真を加工すると割とはっきり見えてきましたが、雪をいただいた富士山の姿もかすかに見えました。
レンガ造りの建物は、元「棟方版画美術館」。ここも寄ろうと思っていたのですが、一昨年に閉館していたことを前日に知りました。残念、やはりもう少し前に来るべきでした。
鎌倉山の個性的な邸宅などを見物しながら、海側に降りて行きました。
写真は七里ガ浜住宅街にある遊歩道公園。七里ガ浜も高級な邸宅が建ち並んでいて、海辺の開放的な明るさに満ちている街です。
海岸線まで来れば、右に江の島とその先の富士山(この日は見えませんでしたが)、左に稲村ヶ崎とその先に三浦半島が見える絶景ポイントです。
最後の目的地はイラストレーター・伊藤正道さんのアトリエ兼ギャラリー「ジオジオフェクトリー」。妻が10年ほど前から、伊藤先生のイラスト教室(カルチャーセンター)に通っているので、私もともに何度か訪れていつも長居してお喋りさせてもらっていたのですが、一人で来たのははじめて。しかしこのギャラリー、板貼りの外観とシンプルな内装、窓からは海や江ノ電も見え、とにかく落ち着ける空間で、伊藤先生と30分ほどお話ししておいとましました。
少し浜辺を歩いてから、稲村ヶ崎へ。波打ち際から、そして高台から眺める海の景色を堪能したところで、今回の鎌倉中央部縦断は終了です。
あとは混んでいる江ノ電に乗って鎌倉駅へ、混んでいる御成通りを見物して、混んでいる横須賀線に乗って大船駅へ。いつも人の多い鎌倉ですが、この前クリスマスイブに来た時はそれほどでもなかったのに。
今年は大河ドラマが平清盛、また鎌倉も混みそうです。
さて、家から七里ガ浜までで途中寄り道をしながらですが、時間は2時間半ほどでした。
さらに稲村ヶ崎、鎌倉、大船から家も含めて、この日歩いた歩数は2万3千歩ほどでした。
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桜並木が美しい季節は別として、基本的に高級邸宅街なので行く目的もなかったわけですが、地図を見ると、私の家から一番近い海までの間にあることがわかっていました。
そんなわけで、寒くて歩くには苦にならない今、正月の食べ過ぎで緩んだ体を締めようという意気込みもあり、徒歩縦断を決行!
家の近くの植物園「大船フラワーセンター」横を抜けて正面に見える山崎跨線橋へ。多くの水鳥が訪れコウモリも飛ぶ柏尾川を渡ります。この橋の上からは、江の島花火大会の花火も見えるのですが、昨年は震災による自粛でありませんでした。
ちょっと行くと、寸断された線路を渡ります。JRの車両工場への引き込み線でしたが、数年前に工場が廃止されたため、このような状態になっています。細く長く続いている土地はこの先、どのように利用されるのでしょう。
細い道を歩いて行くと、湘南モノレールの湘南町屋駅あたりへ出ます。しばらくは頭上を逆さ吊り式の列車が走っている道路を歩き、次の湘南深沢駅を過ぎたあたりで左折しました。
ここからはまっすぐ鎌倉山方面に進みます。途中、いちご狩りの温室栽培がありました。観光地や住宅街、海だけでなく、鎌倉野菜というブランドがあるくらい実は農業も盛んな鎌倉市です。
山を背景に趣ある佇まいを見せている日蓮宗「佛行寺」。良い感じでしたので寄ろうと思いましたが、拝観料100円と札が立っていたので、またの機会に。庭園のツツジがきれいなようなので、その頃に……来ることあるかな?
寺の隣にある「三嶋神社」、階段が続いているのを見ると、つい登ってみたくなるのです。正月明けとあって、境内にはしめ縄などのお飾りが外されて置かれていました。これもまた季節の風景ということで良い感じです。
敷地的には神社に隣接している「笛田公園」。多目的グラウンドと野球場、テニスコート等のある運動公園です。少年サッカーの試合が行われていて、お父さん・お母さんたちも多くいました。
高い場所にあるので、天気次第では富士山もよく見えるようですが、この時はちょっと雲が多く。そのかわり、私にとっては毎日下を通る馴染み深い大船観音が見えて嬉しく。
そこから少し行って、夫婦池公園公園に。数年前に公園として整備された場所で、今回の目的地の一つでした。上池と下池に分かれていて、木道やベンチ、東屋なども設置されており、とても心地よい公園となっていました。ここから森のさんぽみちを登って行けば、鎌倉山の中心地に出ます。
斜面地が多いので、崖に張り出すような構造の家も多く見られました。お金持ちだから建てられる家です。
このあたりから、ついに海が見えました。写真は屋根に砂が敷き詰めてあるカフェ越しに海を撮ったもの。モダンな建物と素晴らしい眺望、これが今の鎌倉山のイメージかな。
写真を加工すると割とはっきり見えてきましたが、雪をいただいた富士山の姿もかすかに見えました。
レンガ造りの建物は、元「棟方版画美術館」。ここも寄ろうと思っていたのですが、一昨年に閉館していたことを前日に知りました。残念、やはりもう少し前に来るべきでした。
鎌倉山の個性的な邸宅などを見物しながら、海側に降りて行きました。
写真は七里ガ浜住宅街にある遊歩道公園。七里ガ浜も高級な邸宅が建ち並んでいて、海辺の開放的な明るさに満ちている街です。
海岸線まで来れば、右に江の島とその先の富士山(この日は見えませんでしたが)、左に稲村ヶ崎とその先に三浦半島が見える絶景ポイントです。
最後の目的地はイラストレーター・伊藤正道さんのアトリエ兼ギャラリー「ジオジオフェクトリー」。妻が10年ほど前から、伊藤先生のイラスト教室(カルチャーセンター)に通っているので、私もともに何度か訪れていつも長居してお喋りさせてもらっていたのですが、一人で来たのははじめて。しかしこのギャラリー、板貼りの外観とシンプルな内装、窓からは海や江ノ電も見え、とにかく落ち着ける空間で、伊藤先生と30分ほどお話ししておいとましました。
少し浜辺を歩いてから、稲村ヶ崎へ。波打ち際から、そして高台から眺める海の景色を堪能したところで、今回の鎌倉中央部縦断は終了です。
あとは混んでいる江ノ電に乗って鎌倉駅へ、混んでいる御成通りを見物して、混んでいる横須賀線に乗って大船駅へ。いつも人の多い鎌倉ですが、この前クリスマスイブに来た時はそれほどでもなかったのに。
今年は大河ドラマが平清盛、また鎌倉も混みそうです。
さて、家から七里ガ浜までで途中寄り道をしながらですが、時間は2時間半ほどでした。
さらに稲村ヶ崎、鎌倉、大船から家も含めて、この日歩いた歩数は2万3千歩ほどでした。
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あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今の場所に家を建ててから、6度目の正月を迎えました。
ほぼいつも通りの正月の過ごし方、そんな風景を写真に撮りましたので
アップしておきます。
1)母が中心に前日までに作ったおせち料理を食べる。重箱も母の彫った鎌倉彫。今年の酒は大好きな〆張鶴にしました。
2)床の間と玄関の飾り。
3)近所の材木屋さん、毎年の年賀飾り。4)初詣に行った近所の諏訪神社。お神酒をいただきます。
5)初詣に行った近所のお寺。毎年寒桜が咲いています。
いつも通りに過ごせるということの幸せを認識させられた本年でした。
今年の抱負は「創造のまとめ」。
ここ数年取り散らかしてきた自分の中の創作テーマを、しっかりと形にすること。
そうする中で、いろんな考えがまとまって発信できるかなと思っています。
体力と気力を振り絞って。がんばりますので!
今の場所に家を建ててから、6度目の正月を迎えました。
ほぼいつも通りの正月の過ごし方、そんな風景を写真に撮りましたので
アップしておきます。
1)母が中心に前日までに作ったおせち料理を食べる。重箱も母の彫った鎌倉彫。今年の酒は大好きな〆張鶴にしました。
2)床の間と玄関の飾り。
3)近所の材木屋さん、毎年の年賀飾り。4)初詣に行った近所の諏訪神社。お神酒をいただきます。
5)初詣に行った近所のお寺。毎年寒桜が咲いています。
いつも通りに過ごせるということの幸せを認識させられた本年でした。
今年の抱負は「創造のまとめ」。
ここ数年取り散らかしてきた自分の中の創作テーマを、しっかりと形にすること。
そうする中で、いろんな考えがまとまって発信できるかなと思っています。
体力と気力を振り絞って。がんばりますので!
たぶん一生心に残るであろう2011年も今日で終わり。
このブログも秋から始めましたので、その前も含めて今年を記録しておこうと思います。
◆行ったライヴ
今年は震災があったり仕事が忙しかったりで、出掛けて行くパワーも足りなく、数は少なめでした。もう少しクラシックのアンサンブルなども聴きたかったかな。
○2/26 オルガンコンサート 近藤岳・小島弥寧子・高橋博子(川口リリア)
◎3/ 5 のほほん☆若草ひなまつり〜谷山浩子・相曽晴日・岩男潤子・伊藤サチ子(スペースゼロ)
○5/ 1 市川秀男トリオ+赤松敏弘(エアジン)
○10/8 横濱Jazz Promenade 2011(関内小ホール)
◎ヒカシュー
□田中信正 KARTELL + 神田佳子
□沖至 UNIT
◎鬼武みゆき with グラストン・ガリッツァ、Saigenji
□赤松敏弘&道下和彦&ユキ・アリマサ TWIN DUO×TRIO
○12/18 谷山浩子ソロコンサート(江東区文化センター)
****************
◆小説などの本
ベストは「風にも負けず粗茶一服」かな。初めて読んだ作家の小説は、中山七里と塩田武士。ともにクラシック音楽もの、しかもメイン演奏はラフマニノフでした。あとは仁木英之が4冊ありますが、いまノってる作家だけにみんな面白いです。
◎「風にも負けず粗茶一服」松村栄子
◯「僕僕先生-先生の隠しごと」仁木英之
◯「ペンギン・ハイウェイ」森見登美彦
◯「赤いくつと悪魔姫」清水マリコ
◎「おやすみラフマニノフ」中山七里
◯「黄泉坂案内人」仁木英之
◯「白土三平伝 カムイ伝の真実」毛利甚八
◯「花森安治の青春」馬場マコト
◯「海遊記 義浄西征伝」仁木英之
◯「レッドデータガール5-学園の一番長い日」荻原規子
◎「千里伝(3)武神の賽」仁木英之
◯「君を守るために僕は夢を見る2」白倉由美
◎「女神のタクト」塩田武士
****************
◆視聴したアニメ
年に4回の番組改編がありますが、毎期10本以上のアニメを観ています。これは完全に刺激を欲する娯楽としてなので、論じたりはしたくありません。印象の強かった20タイトルをリストアップします。あえてベスト1を選ぶなら……「花咲くいろは」か?
◎あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
○うさぎドロップ
○お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
○神様ドォルズ
○GOSICK -ゴシック-
○C3 -シーキューブ-
◎Steins;Gate
○ちはやふる
○デッドマン・ワンダーランド
◎電波女と青春男
◎日常
◎花咲くいろは
◎放浪息子
○僕は友達が少ない
○星空へ架かる橋
◎魔法少女まどか☆マギカ
○まりあ†ほりっく あらいぶ
◎輪るピングドラム
○未来日記
○ロウきゅーぶ!
****************
◆訪れた場所
遠い場所への旅行はここ数年行っていません。海外も行きたいのですが、まずは時間がなく。不動産広告の制作という仕事をしているため、現地調査のためにいろいろな街を歩くことが多く、暑い時などはきついですが、いちばん楽しい業務です。
【小旅行で行ったところ】
●「桜木町」 野毛山動物園〜伊勢佐木町〜馬車道
●「武蔵五日市」深沢小さな美術館〜秋川渓谷・1泊
●「葉山」県立近代美術館〜しおさい公園・日帰り
【現調で行ったところ】
◎「経堂」駅周辺 蘆花恒春園〜砧公園〜馬事公苑(馬術大会)
○「新馬場」駅周辺 旧品川宿〜御殿山あたり
○「中野坂上」駅周辺 新宿副都心の隣の下町
○「志村坂上」駅周辺 小豆沢公園〜新河岸川
◎「はるひ野」駅周辺 ニュータウンから外れると山村の風景
○「西葛西」駅周辺 荒川〜宇喜田公園(無料の動物園)
◎「浜田山」駅周辺 三井の森公園〜柏の宮公園〜塚山公園
◯「船堀」駅周辺 一之江境川親水公園〜タワーホール展望室
○「表参道」駅周辺 表参道ヒルズは建築的にも面白い商業施設
○「たまプラーザ」駅周辺 田園都市線を代表するきれいな街
****************
◆心に残ったできごと
大地震と、それに関係する原発や経済や政治や人の意識のこと。
震災時、東京のオフィスで激しい揺れの恐怖を体験しました。家とも連絡がつきにくいまま、一晩帰れませんでした。それは生涯忘れることのないできごとです。
しかし自然は強大ですが、人もまた強い。正直、日本が危ういと思いましたが、私の周りはあっと言う間に日常が戻りました。
人は心に悲しみや疵を負いながらも、どんどん他人の屍を乗り越えて先に進みます。今は取り残されている感のある被災地の方々も、やがて大きな流れの中に戻ってくるでしょう。
しかし、根本的な意識の変化は残るでしょう。個々人として、また社会全体として、大きなモノを失いながらも、大切なモノを得たということになったらいいですね。
****************
◆創ったもの
今年は本やCDの1作もできず、創作活動は低調でした。その分、このブログを始めたのですが。説などは電車の中で書き進めているものがありますので、新しい年には仕上げて発表できるよう頑張ります。それと、大きな絵を描きたい、歌を作ってみたい…これは新年の抱負ですね。
○「跳んびが◯を描く」同人誌「ひとつ」(メタ・パラダイム)掲載
****************
今年はとにかく忙しかったなぁという実感。夏前まではけっこう暇な日も多かったように記憶していますが、はるかかなたに。
映画、演劇・舞踏、格闘技・スポーツなどを観に行く機会がありませんでした。格闘技はテレビの一般チャンネルで放送されなくなってきたので、後楽園ホールとか横浜文体とかで生観戦したいものです。野球もめっきり放送がなくなって…せっかくスワローズも調子が良かったのに。来年は神宮で日本シリーズが観たいな!
来年は少し心にゆとりを持って、自分の作品を創れるようにしたいものです。
このブログも秋から始めましたので、その前も含めて今年を記録しておこうと思います。
◆行ったライヴ
今年は震災があったり仕事が忙しかったりで、出掛けて行くパワーも足りなく、数は少なめでした。もう少しクラシックのアンサンブルなども聴きたかったかな。
○2/26 オルガンコンサート 近藤岳・小島弥寧子・高橋博子(川口リリア)
◎3/ 5 のほほん☆若草ひなまつり〜谷山浩子・相曽晴日・岩男潤子・伊藤サチ子(スペースゼロ)
○5/ 1 市川秀男トリオ+赤松敏弘(エアジン)
○10/8 横濱Jazz Promenade 2011(関内小ホール)
◎ヒカシュー
□田中信正 KARTELL + 神田佳子
□沖至 UNIT
◎鬼武みゆき with グラストン・ガリッツァ、Saigenji
□赤松敏弘&道下和彦&ユキ・アリマサ TWIN DUO×TRIO
○12/18 谷山浩子ソロコンサート(江東区文化センター)
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◆小説などの本
ベストは「風にも負けず粗茶一服」かな。初めて読んだ作家の小説は、中山七里と塩田武士。ともにクラシック音楽もの、しかもメイン演奏はラフマニノフでした。あとは仁木英之が4冊ありますが、いまノってる作家だけにみんな面白いです。
◎「風にも負けず粗茶一服」松村栄子
◯「僕僕先生-先生の隠しごと」仁木英之
◯「ペンギン・ハイウェイ」森見登美彦
◯「赤いくつと悪魔姫」清水マリコ
◎「おやすみラフマニノフ」中山七里
◯「黄泉坂案内人」仁木英之
◯「白土三平伝 カムイ伝の真実」毛利甚八
◯「花森安治の青春」馬場マコト
◯「海遊記 義浄西征伝」仁木英之
◯「レッドデータガール5-学園の一番長い日」荻原規子
◎「千里伝(3)武神の賽」仁木英之
◯「君を守るために僕は夢を見る2」白倉由美
◎「女神のタクト」塩田武士
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◆視聴したアニメ
年に4回の番組改編がありますが、毎期10本以上のアニメを観ています。これは完全に刺激を欲する娯楽としてなので、論じたりはしたくありません。印象の強かった20タイトルをリストアップします。あえてベスト1を選ぶなら……「花咲くいろは」か?
◎あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
○うさぎドロップ
○お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
○神様ドォルズ
○GOSICK -ゴシック-
○C3 -シーキューブ-
◎Steins;Gate
○ちはやふる
○デッドマン・ワンダーランド
◎電波女と青春男
◎日常
◎花咲くいろは
◎放浪息子
○僕は友達が少ない
○星空へ架かる橋
◎魔法少女まどか☆マギカ
○まりあ†ほりっく あらいぶ
◎輪るピングドラム
○未来日記
○ロウきゅーぶ!
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◆訪れた場所
遠い場所への旅行はここ数年行っていません。海外も行きたいのですが、まずは時間がなく。不動産広告の制作という仕事をしているため、現地調査のためにいろいろな街を歩くことが多く、暑い時などはきついですが、いちばん楽しい業務です。
【小旅行で行ったところ】
●「桜木町」 野毛山動物園〜伊勢佐木町〜馬車道
●「武蔵五日市」深沢小さな美術館〜秋川渓谷・1泊
●「葉山」県立近代美術館〜しおさい公園・日帰り
【現調で行ったところ】
◎「経堂」駅周辺 蘆花恒春園〜砧公園〜馬事公苑(馬術大会)
○「新馬場」駅周辺 旧品川宿〜御殿山あたり
○「中野坂上」駅周辺 新宿副都心の隣の下町
○「志村坂上」駅周辺 小豆沢公園〜新河岸川
◎「はるひ野」駅周辺 ニュータウンから外れると山村の風景
○「西葛西」駅周辺 荒川〜宇喜田公園(無料の動物園)
◎「浜田山」駅周辺 三井の森公園〜柏の宮公園〜塚山公園
◯「船堀」駅周辺 一之江境川親水公園〜タワーホール展望室
○「表参道」駅周辺 表参道ヒルズは建築的にも面白い商業施設
○「たまプラーザ」駅周辺 田園都市線を代表するきれいな街
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◆心に残ったできごと
大地震と、それに関係する原発や経済や政治や人の意識のこと。
震災時、東京のオフィスで激しい揺れの恐怖を体験しました。家とも連絡がつきにくいまま、一晩帰れませんでした。それは生涯忘れることのないできごとです。
しかし自然は強大ですが、人もまた強い。正直、日本が危ういと思いましたが、私の周りはあっと言う間に日常が戻りました。
人は心に悲しみや疵を負いながらも、どんどん他人の屍を乗り越えて先に進みます。今は取り残されている感のある被災地の方々も、やがて大きな流れの中に戻ってくるでしょう。
しかし、根本的な意識の変化は残るでしょう。個々人として、また社会全体として、大きなモノを失いながらも、大切なモノを得たということになったらいいですね。
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◆創ったもの
今年は本やCDの1作もできず、創作活動は低調でした。その分、このブログを始めたのですが。説などは電車の中で書き進めているものがありますので、新しい年には仕上げて発表できるよう頑張ります。それと、大きな絵を描きたい、歌を作ってみたい…これは新年の抱負ですね。
○「跳んびが◯を描く」同人誌「ひとつ」(メタ・パラダイム)掲載
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今年はとにかく忙しかったなぁという実感。夏前まではけっこう暇な日も多かったように記憶していますが、はるかかなたに。
映画、演劇・舞踏、格闘技・スポーツなどを観に行く機会がありませんでした。格闘技はテレビの一般チャンネルで放送されなくなってきたので、後楽園ホールとか横浜文体とかで生観戦したいものです。野球もめっきり放送がなくなって…せっかくスワローズも調子が良かったのに。来年は神宮で日本シリーズが観たいな!
来年は少し心にゆとりを持って、自分の作品を創れるようにしたいものです。
いまさらですが、ポータブルCDプレイヤーを買いました。iPodなどのデータ式でなく、CDをそのまま聴けるものが欲しかったのです。
昔のカセットテープからMDと、ポータブルオーディオは5台くらい使ってきましたが、MP3プレイヤーが普及してきた頃から外で聴こうという志向が減ったからです。
その前から、聴くよりも録音用途の方が多くなっていて、いまもボイスレコーダーは持っています。それに音楽データを入れれば聴けるのですが、音楽をインターネット上からデータで買うということにどうも違和感があり、CDなどからわざわざデータを作るのもめんどうなので、小型なのは魅力ですがプレイヤーとしては使っていません。
CDも昔に比べるとずいぶん買わなくなりましたが、ショップでなくネット通販やライヴ会場でほしいCDを見つけることも多く、しかし買ったはいいけれど今度はゆっくり聴く時間がなく。
そこでポータブルCDという選択になったわけです。
さて買おうという時に、選択肢が少ないことに驚きました。昔はあんなにいろいろなメーカーから発売されていたのに、今やメジャーメーカーはソニーだけ。私が買ったのはホームセンターで売っていた知らないメーカーの安物です。でも比較してみることもないので、十分かなと満足しています。
ほとんどが片道45分ほどの通勤電車の中で、読む本のない時に、周囲に気遣って小さな音で聴いています。でも、買ったまま積んであったもの、わずか数回しか聴いていなかったもの、昔よく聴いたものなど、どれも自分がほしくて手に入れたCDですから、悪いわけがありません。
残業を終えた深夜の帰宅時、電車を降りてから家まで15分ほどの暗い夜道を歩く時だけ、フルボリュームにします。その心地よさはポータブルならではのぜいたくと言えましょう。
昔は、旅のお供にもよく持って行っていました。はじめて海外一人旅に行った時、夜中ホテルの部屋でポータブルカセットプレイヤーに入れた谷山浩子のテープを聴いたことを思い出します。旅先での心細さをそっと癒してくれる日本語の歌声。これもポータブルならではでした。
そうした使い方を考えれば、軽量小型で多くの曲を保存しておけるiPodなども良いのでしょうが…。データでなく、自分が所有している“モノ”であるというところも、なにか愛着があるというか、聴くことができて良かったという感慨をも持ちながら楽しめるような、古い感覚かもしれませんが、“モノ”としての存在が、ミュージシャンの存在へもつながっているように思えてしまうのです。
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昔のカセットテープからMDと、ポータブルオーディオは5台くらい使ってきましたが、MP3プレイヤーが普及してきた頃から外で聴こうという志向が減ったからです。
その前から、聴くよりも録音用途の方が多くなっていて、いまもボイスレコーダーは持っています。それに音楽データを入れれば聴けるのですが、音楽をインターネット上からデータで買うということにどうも違和感があり、CDなどからわざわざデータを作るのもめんどうなので、小型なのは魅力ですがプレイヤーとしては使っていません。
CDも昔に比べるとずいぶん買わなくなりましたが、ショップでなくネット通販やライヴ会場でほしいCDを見つけることも多く、しかし買ったはいいけれど今度はゆっくり聴く時間がなく。
そこでポータブルCDという選択になったわけです。
さて買おうという時に、選択肢が少ないことに驚きました。昔はあんなにいろいろなメーカーから発売されていたのに、今やメジャーメーカーはソニーだけ。私が買ったのはホームセンターで売っていた知らないメーカーの安物です。でも比較してみることもないので、十分かなと満足しています。
ほとんどが片道45分ほどの通勤電車の中で、読む本のない時に、周囲に気遣って小さな音で聴いています。でも、買ったまま積んであったもの、わずか数回しか聴いていなかったもの、昔よく聴いたものなど、どれも自分がほしくて手に入れたCDですから、悪いわけがありません。
残業を終えた深夜の帰宅時、電車を降りてから家まで15分ほどの暗い夜道を歩く時だけ、フルボリュームにします。その心地よさはポータブルならではのぜいたくと言えましょう。
昔は、旅のお供にもよく持って行っていました。はじめて海外一人旅に行った時、夜中ホテルの部屋でポータブルカセットプレイヤーに入れた谷山浩子のテープを聴いたことを思い出します。旅先での心細さをそっと癒してくれる日本語の歌声。これもポータブルならではでした。
そうした使い方を考えれば、軽量小型で多くの曲を保存しておけるiPodなども良いのでしょうが…。データでなく、自分が所有している“モノ”であるというところも、なにか愛着があるというか、聴くことができて良かったという感慨をも持ちながら楽しめるような、古い感覚かもしれませんが、“モノ”としての存在が、ミュージシャンの存在へもつながっているように思えてしまうのです。
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プロフィール
HN:
つばめろま〜な
性別:
男性
趣味:
絵・音・文・歩
自己紹介:
長年、同人誌で創作漫画を発表してきましたが、本当は小説が主な表現手段。職業はコピーライターで、趣味は楽器を鳴らすことなど。
下記に作品等アップ中です。よろしくお願いします!
■マンガ作品 COMEE
http://www.comee.jp/userinfo.php?userid=1142
■イラスト作品 pixiv
https://www.pixiv.net/users/31011494
■音楽作品 YouTube
https://www.youtube.com/channel/UChawsZUdPAQh-g4WeYvkhcA
■近況感想雑記 Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005202256040
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