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つばめろま〜なから、なにかを知りたい貴方へ。
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アレクセイ・ヴォロディン ピアノ・リサイタル
(シリーズ<ピアニストとの出逢い>Ⅱ・横浜市栄区文化ホール リリス)

ロシア人ピアニスト4人が登場するリサイタルシリーズ<ピアニストとの出逢い>の2番手は、アレクセイ・ヴォロディン。会場は横浜市栄区文化ホール リリスです。
前回のラシュコフスキーも素晴らしかったですが、今回のヴォロディンはさらに出色の音楽を聴かせてくれました。力強く確実なタッチで繊細な表現、フォルテシモからピアニシモまですごく明瞭な音が印象的でした。
前半はシェイクスピアの戯曲にちなんだ情景的な楽曲を並べたプログラムで、映画でも見ているかのような情感豊かな演奏。プロコフィエフは悲恋に向かうそれぞれの物語場面を引き立てるロマンチックさ、メトネルの曲の力強さは圧巻でした。
後半はゲーテのファウストをモチーフにした曲ということで、1楽章の起伏に富んだ表現、2楽章の静かな表現、3楽章の終末に向かう激しくも抒情的な表現と、技巧的にも難しそうで35分ほどの長大な曲を飽きさせることなくぐいぐいと引き込んでくれました。
アンコールも3曲、ラフマニノフは力強く、プロコフィエフは難しい技術も巧みに軽々と、ショパンは泣きたくなるほどに切なく…それぞれの曲に新しい感動がある、満足感の大きな独演会でした。
終演後にはCDサイン会、前回の演奏者より長い列ができていたのも、今日の演奏が多くの人の心を捉えてということの表れでしょう。財布にお金がないのについ買ってしまいました。ネットでいつでも買えるでしょうが、せっかくだからサイン、欲しいですもの…。

【PROGRAM】
没後400年に寄せて“シェイクスピア・イン・ミュージック”
[前半]
●プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの10の小品Op.75
●メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):「真夏の夜の夢」より スケルツォ
●メトネル:「4つのおとぎ話」Op.35より 第4番 嬰ハ短調 (※「リア王」による)
[後半]
●ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.28
【アンコール】
●ラフマニノフ:前奏曲Op31-32
●プロコフィエフ:10の小品Op12より第10曲スケルツォ
●ショパン:ノクターン嬰ハ短調 遺作


コンサートに先がけて、同施設内で開催中の「絵本で知る世界の国々 IFLAからのおくりもの」という展示を見ました。39の国や地域の図書館員がその国の代表的な絵本として選んだ325冊を、手に取って見ることができます。その国の言葉で書かれていますので詳しい内容はわかりませんが、ロシア・北欧や、中東の国の絵本き気に入ったものが多かった感じです。
会場の奥では読みきかせもやっていて、多くの親子が熱心に聞いていました。そんな光景も良いものです。楽しい1日でした。


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