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第二十五回鎌倉はなし会 柳家三三 独演会
2015年1月31日、逗子なぎさホール

人生初の落語ライヴを聴いてきました。ちなみに、お笑いということで広げると、30年近く前に「象さんのポット」のコントライヴを観たことはありますが、演劇色が強いものでした。伝統芸能という括りなら、旧歌舞伎座の一幕見席を観て以来となるでしょう。落語は、枝雀や小朝が若手として活躍していた時期にテレビで見たのが、記憶の最後かもしれません。
そんな私が今回の公演に行ったのは、席亭(主催者)の秋山さんを知り、彼の本で席亭という仕事について読んで興味を持ったからでした。もう一つ、数年前に読んだ佐藤多佳子の小説「しゃべれどもしゃべれども」も、落語への興味を開いてくれていたのでした。秋山さんからご案内もいただきましたので、これは良い機会と思ったのでした。

柳家三三(さんざ)さんは若手のホープだそうですが、なるほど、軽妙な語り口でありながら軽すぎない、本格派の雰囲気を持った良い噺家さんでした。終了後にロビーに演目が張り出してあったのですが、人が多くて近づけず…落語がこんなにも人気があるとは不勉強でした…あとで調べておきたいと思います。開口一番に鈴々舎馬るこさんの、自信の体型に合った相撲ネタの話を、そして柳家三三さんの、マクラからちょっと艶っぽい「権助提灯」、ドロボウの話「締め込み」、中入りをはさんで人情味あふれる「文七元結」。笑いだけでなく、日本人の心といった物語を聞いた感じで、すごいものだと思いました。後ろの方の席で顔は小さくしか見えませんでしたが、全身から伝わる表情が豊かです。これこそ、芸、なのでしょう。

とても楽しませてもらいましたが、それは私の中で、時代劇などで触れてきた長屋風景などをイメーできるから。江戸を舞台にした古典落語、水戸黄門が終了したことは象徴的でしたが、テレビでも時代劇がほとんどなくなってしまった今、若い人に理解してもらうのが難しくなってきた気もします。今日の劇場の客層、私よりも上の人がほとんどで、ちらほらと20代とおぼしき人が見える感じで…。ジャズのコンサート会場などでもそうした傾向は見えますが、音楽は聴いてもらえればわかるけれど、物語の歴史観は知識としてないと厳しそうです。もちろん、落語家の皆さんは意識されているのでしょうけれど、なにかを伝承していくことって難しいですね。
 
逗子のホールも、完成した時から来てみたかったところで、何年も経ってしましましたが、やっと訪れることができました。客席はとても見やすかったです。ホールに行く前に、せっかく逗子まで来たのだから(大船から12分ほどと近いのですが)と、先に披露山公園に行ってみました。海のそばにある山の上、江ノ島の向こうに富士山が綺麗に見えましたので、写真をアップしておきます。手前に広がる街並は、日本のビアリーヒルズと言われる日本有数の高級住宅地、披露山庭園住宅です。タウンセキュリティがあり、部外者は容易に立ち入れないようです。背筋着コースから披露山に登る際、前日も雨のせいで足を滑らせ、滑落してしまったのですが…無事に落語を聴けて本当に良かったです。


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