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つばめろま〜なから、なにかを知りたい貴方へ。
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6eb11f7a.jpeg以前のブログ「プリンセス・プリンプリンに会いに行く」を書いてから、ネットで調べて何年も前にCDが出ていたことを知ったのでした。放送していた当時から、CD化されないかと熱望していただけに、まったくもって不覚でした。
2枚組の1枚目には、番組で歌われてきた48曲が収録されています(ランカーのテーマ曲がないので、全部でないのは確か)。2枚目はシングルレコードやテープで発売された主要な歌が、番組用とは別の長いバージョンなどで録音されていました。ここまで充実したものまでは期待していなかったので、嬉しいこと限りなく。

夏に訪れた人形作家・友永氏の美術館で、深い静けさの中で気品をまといたたずんでいた膨大な数のキャラクターたちを見たとき、プリンプリン物語に惹かれていた理由を実感できましたが、こうして声を聴くと、また別の芝居としての番組が持っていた魅力を認識させられます。
DVDも出ているのだから、それを観れば一番良いではないかとも思いますが、たぶん違うのです。人形は人形として、歌は歌として向き合えたことで、本質が理解できたように思えます。
歌には不思議な魅力があります。歌手が本業ではない俳優や声優や、スポーツ選手までもがCDを発売しますが、その人(または役柄)の存在が込められていて、ファンにとってはその人の存在を手に入れられるような気がする、それはその人を撮った写真やその人の書いた文章以上に、心が繋がるように思える媒介物であると、私は考えているのですが。

prin2.jpgさて、歌については、小六禮次郎のつくった曲のバラエティの豊かさ、古いものから当時の最新流行までを採り入れて、劇中のキャラクターや場所を表現していった的確さが際立っています。
そして、プリンプリン役の石川ひとみの歌唱力と楽しんで歌っている感じが素晴らしく、その他のキャラも一人何役もやりながら歌い分けているのが流石で(でもこれとこれは同じ人だったのだとわかるのも面白く)、音楽として聴くには多少耳障りなところもありますが、ファンとしては懐かしさだけではない発見も多くある、大満足なディスクでした。
ちなみに、付属ブックレットの石川ひとみのインタビューも、番組収録時の現場の様子が知れてたいへん興味深いものでした。歌は1度しか録音してなかったと…毎回、芝居の中で歌ってるのだとばかり思ってましたので。

私はまだアマゾンで新品を買えたので良かったですが、いずれ近いうちに品切れとなるでしょう。手に入れたい方はお早めに。
 

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